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                                            2012/8/12の礼拝説教
神は名医

出エジプト15:22〜27
黙示録21:1〜4
ヨハネ12:24〜26               皆川尚一牧師
メラの水の癒し
  さて、モーセはイスラエルを紅海から旅立たせた。彼らはシュルの荒野に入り、3日のあいだ荒野を歩いたが、水を得なかった。彼らはメラに着いたが、メラの水は苦くて飲むことができなかった。それで、その所の名はメラと呼ばれた。ときに、民はモーセにつぶやいて言った、「わたしたちは何を飲むのですか」。モーセは主に叫んだ。主は彼に一本の木を示されたので、それを水に投げ入れると、水は甘くなった。
 その所で主は民のために定めとおきてとを立てられ、彼らを試みて、言われた、「あなたが、もしあなたの神、主の声に良く聞き従い、その目に正しいと見られることを行い、その戒めに耳を傾け、すべての定めを守るならば、わたしは、かってエジプトびとに下した病を一つもあなたに下さないであろう。わたしは主であって、あなたをいやすものである」。
 こうして彼らはエリムに着いた。そこには水の泉12と、なつめやしの木70本があった。その所で彼らは水のほとりに宿営した。(出エジプト15:22〜27)。

  神様が開いて下さった海を渡って、エジプト軍に勝利したイスラエル人は、荒野に入って行きました。絶対絶命の窮地から救われてほっとしたのもつかの間、3日後メラに到着した時には水が無くなりました。そこはオアシスでしたが、メラの泉の水は苦くて飲めなかったのです。すると、たちまち民衆は不満を爆発させ、モーセに「いったいおれたちは何を飲んだらいいんだ」と食って掛かりました。
 モーセが神様に向かって助けを叫び求めると、主は一本の木を示して水に投げ入れよと言われました。それによって泉の水が甘くなったのでみんなは渇きを癒すことができました。わたしたちは神様がどんな漢方医よりも優れた名医であることを教えられます。

神の戒めに従う
 しかし、問題が根本的に解決したわけではありません。困難に出会うと直ぐにつぶやき、不平不満を爆発させる人々の心の原因を取り除く必要がありました。
 そこで主は「定めとおきて」を立てられたとありますが、これはヘブライ語の慣用句で同義語を重ねて強調するのです。「定め、おきて、戒め」は同義語ですから、わたしは「主の戒め」と言うことにします。
 では、ここで主の戒めとは何でしょうか。それは、「主の声に良く聞き従うこと。主の目に正しいと見られることを行うこと」です。モーセに見習ってイスラエル人ひとりびとりが自分の生き方を考えるようにせよと言われたのです。
 人間は主の戒めに逆らって自分のエゴや欲望に従って生きると病気になりやすいです。病気の原因は何であっても、主は言われます。
 「わたしは主であって、あなたをいやすものである」(26節)。
 わたしたちはこの神様の宣言を信じて、宣言して、癒しを祈ることが出来ます。

神は名医
 例えば、あるクリスチャンの女性は胃潰瘍になってなかなか治らず、わたしに癒しの祈りを求めました。わたしが「何時から胃潰瘍になりましたか」と尋ねると、「夫の母親が同居するようになってからです」と答えました。そこで、その場にイエス様に来て頂き、心の癒しの祈りをしましたところ、彼女は姑に対する妬みや嫌悪感が消えて心が安らかになり、胃潰瘍も癒されました。そして平和な家庭になりました。
 主に従順になったとき、イスラエル人は12の泉のあるエリムのオアシスに導かれて平安な生活を楽しみましたが、わたしたちも主の御心に従うときに心も体も平安になります。どんな時にも、名医である神様に先ずお祈りしてエゴに従わず、主に従うようにしようではありませんか。
                                     アーメン
次回予告 12.8.19 神の給食(出エジプト16:13〜31)

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